異常を知らせるステアリングからの音

自動車というものはいろいろな素材を使った部品によって構成されており、部分的摩擦や抵抗を伴いながら動いているものです。時には正常な状態であってもいろいろな音が聞こえてくるものですが、中にはどう考えて何かの異常が起きていると思われる音を発することがあります。街中を歩いていて結構気になる音が車のエンジンルームから聞こえるキュルキュルという音、こういった音はほとんどの場合ゴム製のベルトが滑っていたり、擦られていたりしてなる音なのですが、まっすぐ走っている時は音が聞こえないのに、交差点を曲がろうとしている時のようにステアリングをどちらかに回しているときだけになるのは、パワーステアリングポンプにつながるベルトが音の発生源であることがわかります。
最近の車は燃費をよくするためにパワーステアリングも電動式となっており、こういった音が聞こえることはないのですが、油圧式のパワーステアリング構造を持っている車であればなる可能性があります。油圧式パワーステアリングはエンジンの回転によって回されるパワステポンプが作り出す油圧によって機能します。
パワステポンプに動力を伝えるのが、ファンベルトと同じ様なベルトであって、ステアリングを回すと抵抗が増えます。その状態が緩んでいたり切れる寸前の状態であると滑りが生じるので「キュルキュル」という音が鳴るのです。この音が鳴ったらベルトを交換するとか張りの調整をする必要があります。